小児歯科
赤ちゃんは1本でも歯が生えたら、予防とメインテナンスを始めましょう。
小児矯正(かみ合わせの誘導)
小児矯正は乳歯列や乳歯と永久歯が混在している時期(3歳頃~13歳頃)に、将来、永久歯がきれいに生え揃うために行われる矯正処置のことです。
例えば、早くに乳歯が抜けてしまったり、乳歯のうちから歯並びが悪い場合、そのままにしておくと永久歯が生える場所が足りなくなって歯並びが悪くなったり、歯が出てこなくなったりします。
さらにひどい場合には顎の骨格にまで影響します。乳歯の段階から小児矯正を行うことによって、正しい顎の成長を促し、また、歯並びを改善して、将来高額で長期間かかる矯正治療を受けなくて済みます。
お子様の年齢や成長状況をよく診査した上で、治療方法、計画について期間や費用も含めて詳しく説明いたしております。また当院では難しい治療については提携先の矯正クリニックをご紹介いたします。
保存修復処置(詰める処置)
虫歯になった時、歯を抜くことなく歯の神経や、歯そのものをできるだけ保存して(削る部分を最小限に抑えて)歯の本来の機能を取り戻す最も基本的な治療です。
多くは、虫歯によって一部欠損した部分に、噛み合わせ、噛み心地、生体親和性などを考慮しながら、様々な歯科素材(これまではレジンや金属が多い)を用いて修復します。
根管治療(根の治療)
成人の根管治療に準じて行います。乳歯の根の治療を適切に行わず放置してしまうと、永久歯の形態異常や歯並びの乱れを引き起こしますので、注意が必要です。